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「啓発すること」は、「発信すること」。これから部落差別をはじめ、あらゆる差別の問題について発信していきます。

愛知の部落史について

 愛知の部落史は、被差別部落の人々に、自分たちの祖先は、こんなにも地域の発展に、社会の発展に尽くしてきたんだ」という証を示すことが、自らの行動に自信を持ち、周りの人々が、偏見をなくし、差別意識をなくしていく足がかりができるのではないか。こんな思いでまとめたものです。
 愛知の被差別部落は、1993年、国の調査では9地区となっていますが、これは同和対策事業特別措置法によって、国が同和対策事業を行うことを指定した数です。指定されなかった・指定を拒否した部落は、この他たくさんあります。 1935年、中央融和事業協会調査によれば、愛知県には35地区の部落があると報告されています。また、部落解放同盟愛知県連の調査では53の地区があるとしています。いずれにせよ指定された地区の他に、されていない部落が多数あり、それらの部落に住む人たちは、今でも陰で差別されているという事実があることを知らなければなりません。
尾張被差別部落
・街道の整備
門前町、湊町の発展とともに
名古屋城の築城とともに
三河被差別部落
東海道
・塩の道