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「啓発すること」は、「発信すること」。これから部落差別をはじめ、あらゆる差別の問題について発信していきます。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「教育問題からみた日本の社会と政治」-学校の日常を「見える化」するー

「教育問題からみた日本の社会と政治」-学校の日常を「見える化」する-内田 良(名古屋大学大学院准教授)Ⅰ「教育」という病○[スポーツ時の重大事故の背景として念頭に置いておくべきこと]過酷なトレーニング、非科学的な指導 重大事故の発生 ↑ 身体能力の低…

愛知の部落史について

愛知の部落史は、被差別部落の人々に、自分たちの祖先は、こんなにも地域の発展に、社会の発展に尽くしてきたんだ」という証を示すことが、自らの行動に自信を持ち、周りの人々が、偏見をなくし、差別意識をなくしていく足がかりができるのではないか。こんな思…

高校無償化からの朝鮮学校排除をめぐる課題

裵 明玉(朝鮮高校生就学支援金不支給違憲国家賠償訴訟愛知弁護団事務局長) 裵さんは、在日朝鮮人三世で祖父の出身地は今の韓国にあるが、在日韓国人とは名乗らず民族の呼称である朝鮮を名乗っている。 朝鮮学校は、民族教育をする学校で日本に70校以上ある…

テレビ朝日「西成差別報道」の取り組み

部落解放同盟大阪府連合会西成支部支部長 大阪府立西成高等学校校長1 西成差別とはなにか1995年 結婚身元調査依頼差別事件1996年 「別冊少女フレンド」差別事件→これは、少女雑誌「別冊少女フレンド」の連載漫画の中で、主人公が話す「西成」というセリフに注…

第6分科会 部落差別事件の今日的特徴と取り組みの課題

〇報告1「全国部落調査」復刻版出版差し止め裁判の現状と課題 片岡 明幸(部落解放同盟中央執行委員)1「全国部落調査」復刻版出版差し止め裁判の経過(1)差し止め裁判の経過(2016年)2月5日 鳥取ループ・示現舎「全国部落調査」復刻版の予約受付開始3月28日 横…

ネット上の差別情報の特徴と取組課題

ネット上の差別情報の特徴と取組課題 松村 元樹(反差別・人権研究所みえ事務局長)〇インターネットの特性1)時間的・地理的制約がない2)これまで以上に人と人とをつなげる3)電子空間は現実社会より自己表現しやすい4)記録(ログ)が残り、積みあがる5)情報発信が…

若い教職員考える部落問題セミナー

若い教職員と考える部落問題セミナー内容 『寛政の改革 於・小倉~歌舞伎・濃紅葉小倉色紙の史実・・・~ 』講師 京都行橋部落史研究会 西田 静 さん 日時:2019年10月31日(木)18時開始場所:教育会館大ホール 行橋市大字今井3680-7 主催…

県民講座2019 第2回

演題 差別 なぜ線を引くのか~相模原事件から考える~ 講師 神戸 金史 神戸さんは、2016年、相模原市の「津久井やまゆり園」で障がい者殺傷事件が発生し、直後に障がい者の親として個人的な詩をFacebookに投稿したところ、爆発的に拡散。事件を起こした被告と…