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「啓発すること」は、「発信すること」。これから部落差別をはじめ、あらゆる差別の問題について発信していきます。

人権を考える

人権を考える ~知ってますか?子どもの権利条約
 「私たちは子どもにふさわしい世界を求めます。私たちにふさわしい世界は、すべての人にふさわしい世界だからです。 その世界では、子どもの権利が尊重されます。搾取・虐待・暴力がなくなります。戦争がなくなります。環境が保護されます。貧困の悪循環がなくなります。教育が提供されます。子どもが積極的に参加します。」
 これは、歴史上初めて国連総会で子どもの代表が発言した内容の一部です。この「子どもフォーラム」代表のメッセージにあるように、まさに「子どもにふさわしい世界とはすべての人にふさわしい世界」であり、「人権文化に満ちあふれた世界」とも言えます。
    子どもの権利条約
 まえがきのまえがき
今から僕らが話すことっていうのは、みんないっしょに住んでいるこの地域で、僕ら子どもが幸せにくらすために “こういうことができるねといいね” “こういう風になればいいかな?”と、大人たちがいっしょうけんめい考えた。そして作った、きまり。
「ぜーったい守るんなきゃいけない。破ったらろう屋に行きな」って事にはなんないけど、みんながいつもにこにこしていられるようになるには、きっとこれを守ることが大事になると思う。            (14歳少女の作)
 
 前文
差別に苦しみ、くやし涙を流しているこどもがいます。あきらめろと大人に言われたこどもがいます。
立ち上がろうとし、打ちのめされ、絶望したこどもたち。
戦争で傷ついたこどもたち。
学校に押しつぶされそうなこどもたち。
ただ何となく生きているこどもたち。
さむくて、ふるえているこどもたち。
生まれてから1度もおなかがいっぱいになったことがない、親の顔を知らない、売りとばされて、こき使われて、そんな