SPREAD

「啓発すること」は、「発信すること」。これから部落差別をはじめ、あらゆる差別の問題について発信していきます。

太宰府市同和問題啓発強調月間市民講演会

太宰府市同和問題啓発強調月間市民講演会
 講演タイトルは、「母から娘へ 娘から母へ 今、伝えたいこと ~部落差別から人権を考える~」
 すべては知ることから始まる。知らなければ何も始まらない・・。そんな思いから人権をテーマにした講演活動「いのち輝いて生きる」を長年にわたりつづける。
 娘たちも高校生のときから母親の講演活動に積極的に参加。若い感性が自らのことばで語り、同世代の若者からも圧倒的な支持を受ける。
       2019年度
     7月は同和問題啓発強調月間です
       しあわせってなんだろう
    一人ひとりが 「そうぞう」しよう
  「想像」しよう 人知れず悲しみ、
          傷ついている 心がある事を
  「創造」しよう 差別のない、
          傷つく人がいない社会を
福岡県では2019年3月1日に「福岡県部落差別の解消の推進に関する条例」が施行されました。
〇部落差別のない社会を実現することが目的です。
〇部落差別を解消するため、相談体制の充実や必要な教育・
 啓発を行います
 今日の講演では、母の部落との出会い・受けてきた同和教育と娘の部落との出会い・受けてきた同和教育の両世代のことを聞くことができました。世代が違っても変わらないもの(差別の現実)、世代が違う娘さんの同和教育への考え方や部落差別に対する思いを聞けて良かったです。
 講演で印象に残った言葉としては、お母さんの゛子どもを産んで差別が恐いと思った。部落のことを隠して生きることを考えたし、いや、あらゆる差別、絶対に部落差別をしない子に育てようと思った゛。差別をする側の問題として゛身近に相談する場所がない。学生時代に自分を語れない、自分を好きになる、自分を大切に思える人権教育に出会わなかった゛。ことなどがある。や娘さんの゛部落問題との出会いがプラスイメージだった。小学生の頃から学習会に参加して、高校生のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちの部落の話をなんとなく聞いていたのでまわりや部落問題に対してマイナスではなかった゛。講演会に母と参加することに対して゛若い世代として伝えられることがある゛。などです。